ハイパースケーラー5社の設備投資(CapEx)四半期推移グラフ - SEC公式データ
ハイパースケーラー5社とは、Meta・Microsoft・Alphabet・Amazon・Oracleの5社を指します。このページでは各社が四半期ごとにいくら設備投資(CapEx)しているか、SECへの法定開示データ(10-Q/10-K)から集計しています。「Mag7」ではなく、データセンター投資が主目的の「ハイパースケーラー」で揃えています(詳細はFAQ参照)。ニュース記事の要約ではなく、各社が提出するXBRL会計データを直接取得した一次情報です。
2026-Q2 5社合計 CapEx
$182B
前年同期比 +87%
Meta (META)Microsoft (MSFT)Alphabet (GOOGL)Amazon (AMZN)Oracle (ORCL)
ivyxon.com/mag7capex
グラフにマウスを合わせると各四半期の企業別内訳が表示されます
直近四半期の内訳
Meta (META)$30.1B
Microsoft (MSFT)$35.8B
Alphabet (GOOGL)$44.9B
Amazon (AMZN)$54.2B
Oracle (ORCL)$16.5B
四半期別データ (10億ドル)
| 四半期 | META | MSFT | GOOGL | AMZN | ORCL | 合計 |
|---|
| '23 Q2 | $6.2B | $8.9B | $6.9B | $11.5B | $1.9B | $35.4B |
| '23 Q3 | $6.5B | $9.9B | $8.1B | $12.5B | $1.3B | $38.3B |
| '23 Q4 | $7.7B | $9.7B | $11.0B | $14.6B | $1.1B | $44.1B |
| '24 Q1 | $6.4B | $11.0B | $12.0B | $14.9B | $1.7B | $46.0B |
| '24 Q2 | $8.2B | $13.9B | $13.2B | $17.6B | $2.8B | $55.7B |
| '24 Q3 | $8.3B | $14.9B | $13.1B | $22.6B | $2.3B | $61.2B |
| '24 Q4 | $14.4B | $15.8B | $14.3B | $27.8B | $4.0B | $76.3B |
| '25 Q1 | $12.9B | $16.7B | $17.2B | $25.0B | $5.9B | $77.8B |
| '25 Q2 | $16.5B | $17.1B | $22.4B | $32.2B | $9.1B | $97.3B |
| '25 Q3 | $18.8B | $19.4B | $24.0B | $35.1B | $8.5B | $105.8B |
| '25 Q4 | $21.4B | $29.9B | $27.9B | $39.5B | $12.0B | $130.7B |
| '26 Q1 | $19.0B | $30.9B | $35.7B | $44.2B | $18.6B | $148.4B |
| '26 Q2 | $30.1B | $35.8B | $44.9B | $54.2B | $16.5B | $181.5B |
データ取得: 2023-Q2 〜 2026-Q2(13四半期)。出典: SEC EDGAR (data.sec.gov)、us-gaap:PaymentsToAcquirePropertyPlantAndEquipment等の開示項目。四半期単体値はYTD累積開示からの差分計算。
ハイパースケーラー5社とは
ここで言うハイパースケーラー5社は、Meta・Microsoft・Alphabet・Amazon・Oracle を指します。自前で大規模データセンターを建設・運用し、その設備投資が決算書に実額で出てくる会社という基準で揃えたものです。5社それぞれの立ち位置は次のとおりです。
Meta はクラウドを外販せず、自社サービスとAI研究のためだけに建てている唯一の会社。Microsoft はAzureに加えてOpenAI向けの専用容量を抱え、決算期が6月末で他の4社と1四半期ずれます。Alphabet はGoogle Cloudと検索・YouTubeの両方を同じ設備で支えています。Amazon はAWSに加えて物流倉庫への投資も同じ勘定に入るため、5社の中で金額が最も大きく、AI以外の要因も混ざります。Oracle は5社で最も小さいものの伸び率は最も急で、決算期は5月末です。
「Mag7」の7社(Apple・NVIDIA・Teslaを含む)とは意図的に別の括りにしています。理由はFAQを参照してください。
なぜCapExを見るのか
「AIバブルではないか」という懐疑論と、「AI投資はまだ本物」という強気論が交錯する中、CapEx(設備投資)の実額推移は数少ない定量的な判断材料の一つです。決算発表のたびに語られる「設備投資計画の上方修正」が、実際にどれだけの規模で・どれだけ継続しているかを、企業の主張ではなくSECへの法定開示データで確認できます。
CapExの急増は、半導体製造装置・データセンター建設・電力インフラなど、AIサプライチェーン全体への波及効果を持ちます。一方で、フリーキャッシュフローの悪化や資本効率の低下という副作用も伴うため、各社の株価が必ずしもCapEx増加をポジティブに評価するとは限りません。
FAQ
Q. ハイパースケーラー5社とは何ですか?
ここで言うハイパースケーラー5社は、Meta・Microsoft・Alphabet・Amazon・Oracleを指します。自前で大規模データセンターを建設・運用し、その設備投資が決算書に実額で出てくる会社という基準で揃えたものです。「Mag7」の7社(Apple・NVIDIA・Teslaを含む)とは意図的に別の括りにしています。
Q. ハイパースケーラーのCapEx(設備投資)とは何ですか?
Meta・Microsoft・Alphabet(Google)・Amazon・OracleなどAIクラウド大手が、データセンターやAIサーバー等のインフラ構築に投じる設備投資額のことです。各社の四半期決算(10-Q)・年次決算(10-K)でSECに開示される公式財務データに基づいています。
Q. なぜApple・NVIDIA・Teslaは含まれないのですか?
「Mag7」(Apple/Microsoft/Alphabet/Amazon/Meta/NVIDIA/Teslaの7社)とは異なり、このページはデータセンター建設が主目的の「ハイパースケーラー」5社に絞っています。Appleの設備投資は店舗網等が中心でデータセンター文脈と異なり、NVIDIAは半導体を供給する側(ファブレスで自社工場への投資は小さい)、TeslaはEV工場向けが中心のため対象外としています。
Q. このデータの出典はどこですか?
SEC(米国証券取引委員会)のEDGAR XBRLデータベース(data.sec.gov)から、各社が開示するPaymentsToAcquirePropertyPlantAndEquipment等の会計項目を直接取得しています。ニュース記事の二次情報ではなく、企業が法定開示する一次情報です。
Q. なぜCapExの推移が重要なのですか?
CapExの急増は、AIインフラ投資が実際にどれだけ拡大しているかを示す定量的な指標です。半導体・データセンター関連銘柄の業績や、AI投資ブームが本物かどうかを判断する材料になります。