APPALOOSA ・ SEC FORM 13F

デビッド・テッパーの保有銘柄一覧

手法
Form 13F-HRの保有明細をそのまま集計。推定・按分・時価の再計算はしていません(N=27銘柄)
一次資料
SEC EDGAR Form 13F-HR

アパルーサ(Appaloosa LP)が米証券取引委員会(SEC)に提出した最新のForm 13Fを基に、デビッド・テッパー氏の保有銘柄TOP10と今四半期の売買動向をまとめました。ジャンク債トレーダー出身で、2009年の金融危機直後に銀行株へ集中投資して約70億ドルを稼いだディストレスト投資の代表格。2019年に外部資金を返還してファミリーオフィス化した現在も13Fの提出を続けています。

この四半期の要点:前期に全売却した航空株のうちAmerican Airlinesを新規で再取得するなど方針転換。Apple(プット)・Boeing・CoreWeaveを新規取得し、Uberを株数+22%、Amazonを+16%とさらに積み増しました。報告資産は前期比+30.2%、銘柄数は31→27へさらに絞り込まれています。

数値はSEC EDGARの公開データ(2026年6月30日時点、8月14日提出分)に基づきます。

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13F報告資産
$7.73B
前期$5.93Bから+30.2%
保有銘柄数
27銘柄
前期31銘柄からさらに絞り込み
提出日
2026/8/14
対象:2026年Q2(6/30時点)
次回更新目安
2026年11月中旬
Q3 2026分の提出後

Evidence Card

この記事の検証条件を1か所にまとめました。再検証・引用にどうぞ。

対象
アパルーサ(Appaloosa LP、CIK 0001656456)の米国株保有全銘柄
期間
2026年Q2(2026年6月30日時点、8月14日提出)
手法
Form 13F-HRの保有明細をそのまま集計。推定・按分・時価の再計算はしていません(N=27銘柄)。入れ替え率の実測は2024年Q3〜2026年Q2の8四半期分のSEC EDGAR原本を直接取得し、四半期ごとに「前期・今期どちらか一方にしか無い銘柄数」を「合計保有銘柄数(重複除く)」で割って算出
更新トリガー
四半期ごと(提出期限は四半期末から45日)。次回目安2026年11月中旬
データ
保有明細データ(JSON) / CSV — 出典:SEC EDGAR Form 13F-HR。米国政府著作物としてpublic domainです。
ID
IVYXON Evidence #0011
最終更新
2026年8月19日
作成者
IVYXON
レビュー状況
編集部確認

保有銘柄 TOP10(ポートフォリオ比率順)

銘柄ティッカー比率評価額
Amazon.comAMZN15.43%$11.9億
Micron TechnologyMU14.57%$11.3億
TSMC(ADR)TSM10.20%$7.9億
Alphabet (Class C)GOOG8.46%$6.5億
Uber TechnologiesUBER7.19%$5.6億
iシェアーズ MSCI 韓国 ETFEWY6.34%$4.9億
Meta PlatformsMETA4.92%$3.8億
VistraVST4.55%$3.5億
NVIDIANVDA3.95%$3.1億
NRG EnergyNRG3.33%$2.6億

前期TOP10だったAlibaba(BABA)は11位へ後退。新規取得したApple(プット、3.13%)は11位目前まで入り込んでいます。Alphabetは今回もClass Cのみの保有です。

保有比率(円グラフ・上位8銘柄)

FIG. 01 — ポートフォリオ構成比(上位8銘柄+その他19銘柄)
$7.73B
13F資産
Amazon.com15.43%
Micron14.57%
TSMC10.20%
Alphabet C8.46%
Uber7.19%
iS MSCI韓国6.34%
Meta Platforms4.92%
Vistra4.55%
その他19銘柄28.35%

今四半期の動き

新規購入

全売却

主な増減

前期は航空株から完全撤退しましたが、今期はAmerican Airlinesを新規で再取得し、Boeing・Apple(プット)も新たに加わるなど方針を転換。Amazon・Micron・TSMCの上位3銘柄で資産の4割を占める構図は変わらず、報告資産は前期比+30.2%に拡大しました。

実測:保有の入れ替わりはバフェットの2倍

「テッパー氏は回転が速い」という評判を、直近8四半期(2024年Q3〜2026年Q2)のForm 13F原本で実際に測った。四半期ごとに「前期・今期どちらか一方にしか無い銘柄数」を「前期・今期の合計保有銘柄数(重複除く)」で割った入れ替え率で見ると、アパルーサは平均28.8%。同じ計算をバークシャー・ハサウェイに当てると平均14.4%で、テッパー氏はほぼ2倍のペースで銘柄を入れ替えている。7回の四半期比較のうち6回でテッパー氏が上回り、唯一の例外は2026年Q1(バークシャーが42銘柄→29銘柄へ一度に絞り込んだ回)。直近の2026年Q2は51.3%と、この2年間で最も激しい入れ替えだった。

FIG. 02 — 四半期ごとの13F保有入れ替え率 テッパー vs バフェット 四半期ごとの保有入れ替え率 0% 10% 20% 30% 40% 50% テッパー(アパルーサ) バフェット(バークシャー) 24Q4 テッパー入れ替え率 12.5% 12.5% 24Q4 バフェット入れ替え率 9.8% 9.8% 24Q4 25Q1 テッパー入れ替え率 29.5% 29.5% 25Q1 バフェット入れ替え率 5.3% 5.3% 25Q1 25Q2 テッパー入れ替え率 34.8% 34.8% 25Q2 バフェット入れ替え率 16.7% 16.7% 25Q2 25Q3 テッパー入れ替え率 27.1% 27.1% 25Q3 バフェット入れ替え率 4.8% 4.8% 25Q3 25Q4 テッパー入れ替え率 23.4% 23.4% 25Q4 バフェット入れ替え率 15.6% 15.6% 25Q4 26Q1 テッパー入れ替え率 23.1% 23.1% 26Q1 バフェット入れ替え率 42.2% 42.2% 26Q1 26Q2 テッパー入れ替え率 51.3% 51.3% 26Q2 バフェット入れ替え率 6.7% 6.7% 26Q2 平均: テッパー28.8% / バフェット14.4%(約2倍)
図: 各四半期末のForm 13F保有銘柄のうち、前期と今期のどちらか一方にしか無い銘柄を、前期・今期の合計保有銘柄数(重複除く)で割った入れ替え率。2024年Q3〜2026年Q2のSEC EDGAR原本(infoTable XML)から算出。オプション(プット/コール)はCUSIP+種別の組で別銘柄として扱う。

2019年にファミリーオフィス化(下記参照)して外部投資家への説明責任が無くなったことが、機動的な入れ替えを可能にしている一因と考えられる。

アパルーサとは

デビッド・テッパー氏が1993年に設立した運用会社。ゴールドマン・サックスのジャンク債ヘッドトレーダー出身で、経営危機に陥った企業の債券・株式を買う「ディストレスト投資」の第一人者として知られます。2009年には危機後の銀行株・債券への集中投資で約70億ドルの利益を上げ、ヘッジファンド史に残る一撃となりました。2019年5月に外部投資家の資金を返還してファミリーオフィス化しましたが、Form 13Fの提出は継続しています。2018年にはNFLカロライナ・パンサーズを約23億ドル(当時のNFL売買史上最高額)で買収したオーナーでもあります。

2018年にはNFLカロライナ・パンサーズを約23億ドル(当時のNFL売買史上最高額)で買収したオーナーでもあります。

アパルーサ創業者の経歴

⚠ 留意点・リスク

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本記事は米SEC(証券取引委員会)に公開提出されたForm 13Fデータを基に、当サイトが整理した一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。記載内容の正確性には万全を期していますが保証するものではなく、作成時点のものであり今後変更される場合があります。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。

出典:SEC EDGAR Form 13F-HR(Appaloosa LP、提出日2026年8月14日)。副次的に13f.info・Dataroma等の情報で数値をクロスチェックしています。