DATA TABLE
投資の定石 判定データベース — 46本をフィルタ・ソートで見る
編集部・最終更新 2026年8月17日
投資の考え方シリーズ全46本の判定・サンプル数・検証期間を1つの表に構造化しました。判定区分(下の凡例参照)とキーワードで絞り込み、見出しクリックで並べ替えできます。ログイン・会員登録は不要です。
46本を通して見えたのは、単純な○×で割り切れる定石はほとんど無いということです。「確認」に区分できたのはわずか2本で、大半は条件付き・前提の修正・時期による変化のいずれかでした。判定区分は一覧性のためのタグであり、実際の結論とニュアンスは各記事本文でご確認ください。
全46本の判定一覧
| 号数 |
タイトル |
判定区分 |
判定 |
N |
検証期間 |
| 第1号 | コア・サテライト投資の比率を検証 | 前提の修正 | 一律の正解はない。 | 現行8社のガイド比較 | 時点調査 |
| 第2号 | ダウの犬と子犬の現在地 | 時期で変化 | 勝ったり負けたりの往復。 | ダウ構成30銘柄 | 2022年〜2025年 |
| 第3号 | 米国ゼロクーポン債の現在地 | 条件付き | 「利回り固定」は満期保有前提でのみ真。 | 2022年実例+現行条件 | 満期20〜30年 |
| 第4号 | 原油安の投資定石を検証する | 前提の修正 | 定石より先に「なぜ下がったか」の診断。 | 3局面(1勝2敗) | 2014-16/2020/2025-26年 |
| 第5号 | 企業価値はどう計算するか | 手法解説 | DCFは正解を出す機械ではなく、市場の前提を逆算する道具。 | KDDI 1社で実演 | 2026/3期 |
| 第6号 | セルインメイは本当か | 条件付き | 現象は本物、戦略は不成立。 | S&P500・日経平均 | 1950年〜、直近10年 |
| 第7号 | Nifty Fifty は本当に没落したのか | 確認 | 高いPERで買った分だけ、きっちり負けた。 | 共通24銘柄/生存20社 | 29年(1972-2001)+2001-2026年 |
| 第8号 | ディフェンシブ株はなぜ一撃で崩れるのか | 前提の修正 | 分ける単位は銘柄ではなく、リスクの源。 | 電力10社+TOPIX | 15.37年(2011-2026) |
| 第9号 | 「バイオ株は上がらない」は本当か | 前提の修正 | セクターではなく、収益の有無と入り時で決まる。 | 日本19銘柄/米国XBI | 日本10年・米国20年 |
| 第10号 | サイバー攻撃の株価急落は、ほとんど起きていない | 否定 | 押し目買いは成立しない。拾えるほどの急落が起きていない。 | 日米137社 | 適時開示221,792件から抽出 |
| 第11号 | 下げ相場で個人株主が多い株が勝つのは、資金移動ではなくβが原因だった | 否定 | 資金は移動していない。ベータが0.66だというだけ。 | 日経225全社 | 5年7カ月 |
| 第12号 | インドの雨は金の需要を動かす。ただし価格には届かない | 条件付き | 需要は動く。価格は動かない。 | 54回 | 1972年〜 |
| 第13号 | 米価が上がって儲かったのは、コメを売る側だけだった | 前提の修正 | 「コメ関連銘柄」はひとつではない。売る側は3倍、買う側は指数に負けた。 | 有報3,890社全数走査 | 米価2.7倍の局面 |
| 第14号 | 「ヘルスケアに資金が移っている」は、いつ本当でいつ嘘か | 時期で変化 | 普段はβの錯覚。今回は本物で、しかも上昇ではなく戻り。 | 2,655営業日 | 通期+2026年6-7月 |
| 第15号 | 半導体とハイパースケーラーの逆相関は本物。ただし資金は移っていない | 条件付き | 連動が切れたのは本物。ただし「綱引き」ではない。 | 決算翌日282件 | 14年 |
| 第16号 | 「中国が国産化する」で売って正解だったのは、10回中4回だった | 条件付き | 10分野のうち売って正解は4分野だけ。しかも株価自体はプラスだった。 | 既存46社・中国32社/10分野 | 11年 |
| 第17号 | 下がった任天堂株の「買い目」を、25年分の全営業日で探した | 前提の修正 | 深く下げたところほど良い、にはならなかった。 | 任天堂6,368営業日/日経225全221社 | 25年 |
| 第18号 | 裾野が広がっても先行きのリターンは変わらない | 否定 | 先行きのリターンには差がない。残るのは下げ幅の浅さだけ、それも静かな相場に限る。 | 5,847営業日 | 23年 |
| 第19号 | 朝の相場見通しは3分の2が当たる | 条件付き | 的中率は本物。ただし上乗せはゼロだった。 | 61営業日/長期版3,808日 | 15年半 |
| 第20号 | 銀行株の「選別」はどこで起きているか | 前提の修正 | メガ対地銀の選別はまだ価格に来ていない。置き去りはTOPIX圏外の10行だけだった。 | 銀行業79銘柄全数 | 複数年、利上げ5回 |
| 第21号 | J-REITの劣後は「売り」ではなくβだった | 前提の修正 | 「不動産株>REIT」の序列は事実。ただし劣後の大半はβ0.26の機械的帰結で、本物の買いは2025年だけ。 | J-REIT58本+不動産131社 | 10年 |
| 第22号 | 口紅効果は半世紀前に終わっていた | 時期で変化 | 「不況でも化粧品」が確認できたのは1969〜70年が最後。 | 景気後退7回/化粧品株32銘柄 | 1929年〜、直近10年 |
| 第23号 | カバードコールETFが勝てるのは「ゆっくりした下げ」だけだった | 条件付き | 勝てるのは「ゆっくりした下げ」と高VIXの横ばいだけ。38年でS&P500の4割だった。 | BXM指数456ヶ月 | 38年 |
| 第24号 | 「世界のベスト」の毎月150円は、稼ぐ力の2倍を配る水準だった | 条件付き | 運用は本物(9年半で年13.8%)、分配水準は算術的に続かない。 | 1ファンド | 20年(実測9年半) |
| 第25号 | 予想分配金提示型は「減配」を仕様にした | 条件付き | 元本を削る分配は設計で解決、0円26回は仕様。 | 分配57回 | 先行4年 |
| 第26号 | 夏枯れ相場は半分だけ本当だった | 条件付き | 商いが細るのは本物。ただし枯れた8月は静かにならず、急落は10月に次いで多かった。 | 売買代金41年×日経平均61年 | 41/61年 |
| 第27号 | テレビで紹介された株が上がるのは放送の前だった | 否定 | 上がるのは放送の前だった。翌朝の寄り付きにギャップは残らず、そこから1カ月は市場に▲1.14%負ける。 | 308回(全993回中) | 放送全期間 |
| 第28号 | ラジオの注目銘柄は翌朝の寄りを0.2%動かす | 条件付き | 株価は動く。ただし儲かりもしないし、損もしなかった。 | 830銘柄・プラセボ2,190件 | 2018-2025年 |
| 第29号 | 株主優待の新設で上がった分は、3か月たっても消えなかった | 確認 | 市場が確実に反応しているのは廃止より新設。新設の+3.0%は3か月後も消えず。 | 実イベント2,656件・プラセボ7,377件 | 2010年〜 |
| 第30号 | 東京の給与は26%高い。4人が住める広さで測ると21位だった | 条件付き | 給与プレミアムは本物。ただし全国1位でいられるのは家が40m²までだった。 | 47都道府県 | 時点調査 |
| 第31号 | テレビの番宣で買っても、いまは間に合わない | 時期で変化 | 2015年までは本当に取れた。いまは取るものが無い。 | 258件 | 直近10年 |
| 第32号 | 設備投資の発表で、株価はその日動かなかった | 否定 | 発表そのものは買い材料になっていない。効いてくるのは1年後で、方向は下だった。 | TDnet開示3,666件から2,140件のイベント | 60/120/250営業日窓 |
| 第33号 | 気配が出るのは朝8時、値段が動き出すのは9時ちょうどだった | 手法解説 | 気配は8時、切り上がるのは9時から。 | 日経225の1,135,683銘柄日 | 制度計算+実測 |
| 第34号 | マンション着工が急増しても急減しても、住宅系REITは動かなかった | 効果なし | 着工急増・急減後の住宅系REITの株価差はプラセボ検定を通過せず、null。 | 住宅系REIT6銘柄 | 着工統計期間 |
| 第35号 | オルカンから資金が逃げたことは、一度もなかった | 否定 | 下落局面7回すべてで、累計フローが純流出になったことは一度もなかった。 | 下落局面7回 | 設定来 |
| 第36号 | 信用取引残高「過去最高」を検証 | 否定 | 「過去最高」は名目だけ。東証の時価総額で割ると2006年の半分にも届かない。 | 時価総額比の時系列 | 2006年〜 |
| 第37号 | 雇用統計で動くのは、米国株ではなく月曜の東京だった | 前提の修正 | 米国株は動かない。動くのは翌営業日の東京。 | NFP発表全件 | 曜日調整済み |
| 第38号 | 為替介入は、翌日は8割効く。1カ月後には、しなかった日と区別がつかない | 時期で変化 | 介入翌日は有意に効く。ただし1カ月後には平常日と区別がつかない。 | 財務省公式33エピソード | 介入翌日〜1カ月後 |
| 第39号 | 「政治家の株を追えば勝てる」は本当か | 否定 | 「議会は市場に勝つ」は覆っている。 | 2004年研究の再検証 | 開示書類ベース |
| 第40号 | エアコン特需への依存度では、決算翌日の株価反応を説明できなかった | 否定 | 仮説は外れた。動かしたのは依存度でなく利益の中身。 | 4社 | 決算翌営業日 |
| 第41号 | キャタピラーが動き出したのはAI電源株とだけ | 前提の修正 | 「AI株」ではなく「AI電源株」になった。 | 比較9銘柄 | 14年 |
| 第42号 | 9月は「下落の月」か | 条件付き | 「9月は下落の月」はS&P500だけ本物だった。 | S&P500 98年・日経61年 | 月次リターン |
| 第43号 | CPIで株が動くのは、物価がすでに高いときだけだった | 条件付き | 平常時は無風、コアCPI3%超の局面だけ反応4〜6倍。 | 発表283回 | コアCPI閾値3〜5% |
| 第44号 | 太陽誘電、大量保有報告書の開示は株価を動かしたか | 条件付き | 開示当日の反応は分足に明確な跡。ただし非公開だった実売買との対応は逆因果の疑い。 | 開示8件 | 30分足 |
| 第45号 | 「節分天井、彼岸底」は62年間、一度も起きていなかった | 否定 | 「節分に天井、彼岸に底」は62年間、一度も起きていない。 | 62年間 | 節分→彼岸 |
| 第46号 | 高利回りJ-REITの株価は裏切らない。分配金は、5本に1本が裏切っていた | 条件付き | 半分本当。価格は裏切らないが、分配金カット率は利回り上位で8倍近く跳ねた。 | J-REIT58本・565件 | 11年 |
タイトルにマウスを乗せる(スマホは長押し)と、判定の根拠となった数値の要約が表示されます。詳しい方法・母集団・出典は各記事本文でご確認ください。
判定区分の読み方
記号1つに圧縮せず、46本を実際に読んで分類した結果、この7区分になりました。
- 確認
- 検証対象の主張が、ほぼそのまま支持された
- 否定
- 検証対象の主張が、実測で否定された
- 条件付き
- 一部は真・一部は偽など、軸によって答えが割れる
- 時期で変化
- 時期や局面によって、真偽そのものが変わる
- 前提の修正
- 問いの立て方自体が誤っており、別の要因が効いていた
- 効果なし
- 効果の有無を検定し、有意な差が検出されなかった
- 手法解説
- 真偽を判定する主張ではなく、手法・仕組みの解説
⚠ 留意点
- 判定区分は本ページが一覧性のために付けたタグです。各記事の実際の結論は、条件・例外・時代による違いを含む一文(「判定」欄)と本文でしか正確に伝わりません。区分だけを見て判断しないでください。
- 数値はすべて各記事の公開・更新時点のものです。金利・為替・構成銘柄は動くため、最新の数値は各記事をご確認ください。
- 本ページは事実の整理であり、特定銘柄・商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。
本ページは「投資の考え方」シリーズ各記事の判定を一覧化した一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品・戦略の採用や売買を推奨・勧誘するものではありません。検証結果は過去のデータに基づくものであり、将来の成果を保証しません。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。
出典:各記事本文および出典データ(2026年8月11日時点の判定に基づく)。